山林境界の確認
こんにちは。
今回は、大杉での活動として大杉の山の境界調査の話を書きたいと思います。
大滝山林組合から大杉は借地として地区の奥の山をお借りしており、その山を更に細分化し、個人が各山の一部を管理しています。
しかし、細分化したのはもう何十年も前の話で普段から山に入り手入れをしている人は境界をわかるのですが親の代、祖父母の代から引き継がず、普段山に入らない人は自分の所の山の境界もわからないそうな。。
ということで今回、大杉の役員の方々と一緒に山林境界の確認をしに行くことになりました!
行ったのは7月3日。
午前7:30に公民館前に集合です。
最近、山仕事の際は山林組合に7:30に集合していることもあり、余裕をもって起きることが出来、遅刻もしませんでした!!
一旦公民館に入り、地図を広げ、今回歩く範囲の確認。
お茶を持ち、いざ出発です。
境界が分かったところには杭を打ち込んでいき、GPSで場所の登録を行います。
そして、図面上にも書き記していきます。
何を基準に境界を定めているのかというと、谷の中心だったり、ケヤキなどの木を目印にしていたりして境界を定めていたらしいのですが、時代の変化とともに木が枯れていたり地形が変わっていたりとしており、なかなか難しい。。
下の写真は昔、境界として目印にされていたのではないかと思われる木ですがもう枯れてしまっています・・・
人によっては境界部分の木にペンキでマークをつけているのもありました。
なんかの儀式みたい・・・
一人で歩いててこんなペンキで書かれたサインがあったら逃げ出しそうです。。
その他には昔打たれた杭を探してみたりと境界を確認するのもかなり大変です・・・
それにしても暑い・・・
歩いてるだけで汗がめっちゃ噴出してきました(ーー;)
境界の確認以外にも山を歩いてると色々なものがあります。
山の中にあった天然のプール!(猪専用)
なんでも、猪が泥遊びをした跡らしいです。
シカに木の皮を食べられたものもありました。
そして、そのシカ対策のためにするのが木にスズランテープを巻くというもの。
これで、シカが木の皮を削り辛くしているそうです。
そして、針金が木に巻き付いてるのを発見!
これは悪戯でやられたわけではなく、昔は雪起こしをする際には針金を使って木を起こしていたそうです。
なので、現在伐採をしている木には針金が付いているものもあるらしく、見落とした状態で製材加工をすると製材の機会が壊れてしまうそうで、直す費用にかなりお金を取られてしまうらしいです。。
今回は全を見れたわけではないのでまた次は10月に行うそうです。
その時はまたブログでお伝えしたいと思います。
では!